1994年に小学館の『週刊少年サンデー』で連載がスタートして以来、日本のアニメ・漫画産業を牽引し続けてきた本作。コナンのビジュアルは、いまや世界中で認知される究極の記号となった。
大きなメガネ、蝶ネクタイ、半ズボン、そしてアンバランスなほど大きな頭部とコンパクトな胴体。このデフォルメされたシルエットは、ミッキーマウスやスヌーピーにも通じるキャラクターデザインの普遍的な黄金比を持っている。仮に原作漫画やアニメが厳密な等身大リアル路線に舵を切り、コナンを正確に102cmの等身バランスで描き続けたとしたら、ここまでの親しみやすさとアイコニックな求心力は生まれなかったかもしれない。