大学直営の施設だけでなく、近隣の大学と連携した民間寮の進化も見逃せない。特に近隣にキャンパスを構える国際基督教大学 (ICU) の学生や、都心部へ通う多様な大学の若者を受け入れているのが、株式会社共立メンテナンスをはじめとする専門オペレーターが運営する学生寮(学生会館)だ。
かつての寮といえば「上下関係が厳しい」「風呂やトイレが不潔」といった昭和のイメージを持つ人もいるかもしれない。しかし現在の民間寮はまるで異なる。管理栄養士が考案した朝夕2食の食事提供、常駐する寮父・寮母によるセキュリティ、家具家電付きのプライベート個室、Wi-Fi環境の完備など、ホテルのような機能性と安心感が標準装備されている。
病気にかかった際の看病対応や宅配物の代理受け取りなど、親元を離れたばかりの学生を孤立させないセーフティネットが評価され、親世代からの支持も極めて厚い。多少費用がかさんでも、安全と充実した食生活を優先する選択肢として定着している。