合同結婚式への参加以降、彼女を取り巻く芸能活動の環境は激変した。CMの降板、出演予定だった舞台や番組からの降板が相次ぎ、結果として表舞台からの長年の撤退を余儀なくされた。
どれほど圧倒的な実績と才能があっても、教団のイメージと強く結びついたタレントを起用することに対するスポンサーや放送局側のリスク回避姿勢は徹底していた。自らの信仰を貫くことと、不特定多数の視聴者に夢を提供する芸能人としてのキャリア。その相克の中で彼女が選択せざるを得なかった長い「沈黙」は、表現の街に生きる者が背負う社会的影響力の重さを如実に物語っている。