群青色の正しい読み方は「ぐんじょういろ」です。英語表記では一般的にUltramarine blue(ウルトラマリンブルー)、あるいはより広義の濃い青としてSea blueと訳されます。
この「群青」という名称の意味と由来は、鉱物の製法に深く結びついています。群青色は、銅鉱床から産出される青色の鉱石「アズライト(藍銅鉱)」を粉砕して作られます。「群」という漢字には「集まる」「群がる」という意味があり、「青い結晶の粒子が集まってできた美しい色」を指して名付けられました。
古来、粉末の粒子が粗いほど濃く深い青になり、細かくすり潰すほど淡い「白群(びゃくぐん)」へと変化します。粒子の細かさによって表情を変える性質そのものが、まさに青の結晶が集まる群青の真髄といえます。