番組の核となるチャリティーマラソンにおいて、毎年SNS上で激しい特定合戦が繰り広げられるのがチャリティーマラソン スタート地点です。放送開始直前まで情報が一切遮断される背景には、単なる演出上のサプライズではなく、警備上の絶対的な要請が存在します。
過去の事例や警察当局との協議記録を精査すると、スタート地点に観衆が殺到した場合、近隣幹線道路の麻痺や将棋倒し事故を招く危険性が極めて高くなります。そのため、選定される敷地には以下の共通パターンが見受けられます。
第一に、「外部からの視線を完全に遮断できる高いフェンスや壁に囲まれた敷地」であること。第二に、「大型中継車や警備車両が数十台規模で待機できる広大な敷地」であることです。過去には神奈川県や埼玉県、千葉県内の廃校跡地、自動車工場のテストコース、大型物流倉庫の専用ヤードなどが活用されてきました。
ランナーが目指すマラソンゴール会場は、番組のメイン会場である両国国技館です。放送終了直前の20時45分前後に合わせたペース配分は、専任の走行管理チームが数分単位でコントロールしており、沿道での声援対応や休憩ポイントの配置も分刻みで計算されています。国技館前のラストスパート区間では厳重な警備柵が敷かれ、熱狂的な歓声の中でフィナーレを迎える構成が盤石に確立されています。