生態観察の現場やWebコミュニティでは、両者に対するユーザーの接し方に明確な傾向が見られます。住宅関連の相談窓口や知恵袋等のコミュニティでは、「家の中に白いトカゲのようなものが出たが駆除すべきか」という投稿が初夏から秋にかけて急増します。
爬虫類愛好家や害虫駆除の専門家からは、「ヤモリは建材を傷つけることもなく、白アリやダニ、コバエを食べてくれる天然の防虫剤。無理に殺虫剤を撒かず、そっと見守るか外へ誘導するのが合理的」という声が大半を占めます。実際にヤモリを飼育する場合、生きた昆虫(ミルワームやコオロギ)を用意し、霧吹きで壁面に水滴をつけて給水させる繊細な環境管理が求められます。
一方、アクアリウム愛好家の間では、アカハライモリは水草水槽で飼育できる丈夫なペットとして根強い人気を誇ります。実際の飼育経験者からは「脱走の名人なので水槽のフタに隙間を作らないことが最重要」「触った後は必ず薬用石鹸で手を洗う習慣を徹底している」というリアルな管理実態が報告されています。両者ともに独特の愛嬌があり、正しい知識さえあれば人間と良好な距離感を築くことができます。