二人の結びつきを語る上で欠かせないのが、福岡県出身という共通のアイデンティティと、芸能界屈指のインドア趣味です。瀬戸康史は福岡県嘉麻市出身、山本美月は福岡市出身で、同郷ならではの方言や食文化、上京当時の苦労話など、根底にある感覚を自然に共有できる土壌がありました。
さらに決定的な要因となったのが、本格的なイラスト制作や漫画・アニメへの深い造詣です。二人はともに独学とは思えないプロレベルの画力を誇り、それぞれ自身のSNSやメディアで作品を発表してきました。交際が報じられた当時も、外出自粛期間中に自宅で机を並べ、何時間も集中してイラストを描き合う姿が報じられています。
一般的な交際では「一人の時間」や「個人の趣味」が摩擦の原因になることも少なくありません。しかし二人の場合、互いの集中する時間を尊重し合える高い親和性がありました。同じ空間にいながら別々の創作に没頭できるという、極めて成熟した心理的距離感が、結婚への大きな推進力となったことは間違いありません。