ネズミ捕りの測定方式は主に3つに分類されます。それぞれの仕組みを知ることは、探知・対策の基本です。
もっとも古典的でありながら今なお強力なのが「光電管(こうでんかん)式」です。路肩に3メートル間隔で設置された2組の送受光器の間を車両が通過する時間を測定し、瞬時に速度を割り出します。電波を一切発しないため、市販のレーダー探知機では100%探知できません。路肩に小型の投光器と、道路を横切る細いコードが引かれているのが唯一の目印です。
次に「レーダー式(ステルス型)」があります。これは普段は電波を出さず、狙いを定めた車両が射程圏内に入った瞬間だけピンポイントで電波(マイクロ波)を照射する方式です。探知機が警報を鳴らした瞬間にはすでに測定が完了しているため、警報を聞いてからブレーキを踏んでも間に合いません。
さらに近年、都市部を中心に猛威を振るっているのが「移動式オービス(可搬式オービス・MSSSなど)」です。三脚に載るほどコンパクトで、狭い生活道路(ゾーン30)や通学路でもわずか1〜2名の人員で運用されます。レーザー光(Lidar)を用いて測定するため、旧来のGPS・レーダー探知機では反応しないか、直前での警告にとどまるのが実情です。