『薬屋のひとりごと』声優一覧!壬氏のキャスト変更理由と豪華配役の真相

『薬屋のひとりごと』声優一覧!壬氏のキャスト変更理由と豪華配役の真相

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原作小説の限定特装版に付属していたドラマCD版を愛聴していたファンにとって、アニメ化発表時の大きなトピックとなったのがドラマCD版とアニメ版の声優の違いでした。

ドラマCD版では、猫猫役を悠木碧さんが務めていたものの、壬氏役を櫻井孝宏さん、高順役を津田健次郎さん、玉葉妃役を日笠陽子さんが担当していました。アニメ化に際して猫猫以外の主要キャストが一新された背景には、どのような理由があったのでしょうか。

公式から特定の変更理由がアナウンスされているわけではありませんが、アニメ業界における一般的な制作プロセスとして、メディアミックス作品がアニメ化される際は「アニメ版としての世界観再構築に向けた全役のオーディション」が改めて実施されるケースがほとんどです。作品のターゲット層の拡大や、長期シリーズ化を見据えたキャラクター年齢感の最適化などが総合的に考慮されます。

【壬氏役:櫻井孝宏さんと大塚剛央さんのアプローチ比較】

・櫻井孝宏版(ドラマCD):妖艶さ、底知れない大人の色気、貴人としての絶対的なオーラが際立つアプローチ。猫猫をからかい翻弄する「食えない美男子」としての魅力が前面に出ていました。
・大塚剛央版(アニメ):美しさの中に潜む若さゆえの青臭さや、猫猫に振り回されて戸惑う等身大の不器用さが丁寧に表現されたアプローチ。物語が進むにつれて明らかになる「壬氏の秘められた葛藤」に寄り添う演技が特徴です。

結果として大塚剛央さんのキャスティングは、アニメという映像媒体において猫猫との距離感の縮まり方をよりドラマチックに引き立てる決定打となり、放送開始後は旧来の原作読者からも絶大な支持を獲得することとなりました。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。