1980年のデビュー当時、サンミュージックプロダクションに所属していた新人時代の彼女は、多忙を極めるスケジュールの合間を縫って、ファンレターの返事やサイン色紙に丁寧に文字を書き走らせていた。当時を知る関係者は、彼女がどんなに疲れていても手書きの文字に決して手抜きをしなかったと証言する。
デジタルツールが普及する以前の昭和の芸能界において、アイドルにとって「字」はファンと心を結ぶ唯一無二の架け橋だった。彼女が当時残した直筆のサインやメッセージカードは、時を経た今もファンの宝物として大切に保管されている。