初秋の行楽シーズンを代表する自然景観とエンターテインメントも、9月ならではの大きな魅力です。秋の訪れを五感で実感できる東西の人気スポットとイベント動向を整理しました。
9月お出かけスポット関東の筆頭格として国内外から熱視線を浴びるのが、埼玉県日高市の「巾着田曼珠沙華まつり」です。約500万本ものヒガンバナが赤い絨毯のように咲き誇る景観は圧巻ですが、開花ピークとなる9月中旬から下旬は周辺道路(国道299号等)が激しい渋滞に見舞われます。現地関係者の証言によると、駐車場は午前8時30分の段階で満車になることが多いため、西武池袋線「高麗(こま)駅」からの徒歩ルート(約15分)を利用し、朝霧が残る午前8時前後に現地へ到着するスケジュールを組むのがベストです。
一方、9月イベント関西に目を向けると、万博記念公園(大阪府吹田市)の「コスモス・コキアフェスタ」や、京都の名刹で繰り広げられる初秋の特別夜間拝観が人気を博します。京都の社寺では、夏から秋へと移ろう青もみじと桔梗(ききょう)の庭園が静寂とともに楽しめ、大人の連休旅行先として高い支持を得ています。
さらに、近年注目度が急上昇しているのが9月花火大会情報です。夏の花火大会と異なり、湿度が低く澄んだ秋空に打ち上がる秋花火は、煙が滞留しにくく光の輪郭が鮮明に見える特徴があります。東京都調布市の「調布花火」や、茨城県の「水郷潮来花火大会」、秋田県の「全国花火競技大会(大曲の花火)秋の章」など、9月に開催される花火大会は涼しい環境で鑑賞できる利点があります。ただし、日没後は急激に気温が低下するため、羽織るものやレジャーシート用の防寒クッションの持参が必須です。
また、全国のテーマパークでは、9月上旬から大規模なハロウィンイベント9月が一斉にスタートします。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の「ハロウィーン・ホラー・ナイト」や東京ディズニーリゾートの「ディズニー・ハロウィーン」は、10月の最繁忙期に比べて9月中旬の平日などは比較的チケットが確保しやすく、初動の限定グッズや限定フードをいち早く体験したいコアファンで賑わいます。