ネット上の口コミやSNSを見ていると、「思ったより高かった」「イカが食べられなかった」という不満の声がごく稀に見受けられます。こうしたトラブルの背景には、河太郎を利用する上で知っておくべき3つの盲点が存在します。
第1の盲点は「海上のシケ(悪天候)によるイカの未入荷リスク」です。
活イカは自然の海から船を出して漁獲するため、台風や冬場の玄界灘の荒天時には漁に出られず、店舗にいけすの在庫がなくなる日があります。その場合、予約客であっても活イカの提供ができず、「活魚(ヒラメやアジ、オコゼなど)の活造り」に代替されるシステムになっています。「河太郎に行ったのにイカがなかった」という落胆を避けるためには、天候が不安定な時期は訪問当日の午前に電話で入荷状況を確認する自衛策が不可欠です。
第2の盲点は「席種による追加費用(個室料・サービス料)」です。
中洲本店には、いけすを目の前に望む「いけすカウンター席」のほかに、接待や会食に最適な「個室・小上がり席」が用意されています。夜の時間帯に個室を予約する場合、飲食代金に対して10%前後のサービス料や個室使用料が加算されるケースがあります。お会計時に「メニュー表の合計金額より高くなっている」と感じる原因の大半はこの諸経費にあります。
第3の盲点は「イカのサイズによる価格のブレ」です。
2人前で注文した際、小ぶりのイカが2杯提供される場合と、特大サイズのイカが1杯どっしりと提供される場合があります。どちらも総重量で公平に計算されていますが、目方によって数百円から千円程度の価格差が生じるため、「前回より高かった」と感じる利用者がいるのはこの重量計算が理由です。