歌舞伎座タワーは、第5期歌舞伎座の建て替えに伴って2013年春に誕生した地上29階・高さ143メートルの超高層ビルです。伝統的な桃山様式の劇場建築と、現代的なガラスカーテンウォールのオフィス棟が調和した景観は、東銀座のランドマークとして国内外から高い評価を受けています。
一般来訪者が自由に利用できるフロアは主に地下2階の「木挽町広場」、地上5階の「屋上庭園」「歌舞伎座ギャラリー」、そして劇場周辺の各飲食・物販施設です。セキュリティゲートが設置されたオフィス専用エリアとは明確に動線が分かれており、誰でも気兼ねなく観光や食事を楽しむことができます。
特に地上5階エリアは、大都会の喧騒を忘れさせてくれる憩いの空間として知られています。四季折々の植栽が手入れされた日本庭園が広がり、歴代の名優を顕彰する記念碑や、先代の第4期歌舞伎座で実際に使われていた瓦が配されるなど、歌舞伎の歴史と情緒を肌で感じられる設計になっています。