在留期間の満了後も同一の在留資格で日本に在留し続けるためには、出入国在留管理庁へ「在留期間更新許可申請書」を提出しなければなりません。まず押さえるべきは、申請書の入手方法と正確な記入ルールです。
公式書式のダウンロードと様式の選び方
在留期間更新許可申請書のダウンロードは、出入国在留管理庁の公式ウェブサイトから無料で行えます。ファイル形式はExcel版とPDF版が用意されていますが、実務上は誤字の修正が容易でレイアウト崩れを防ぎやすいExcel形式での作成が推奨されます。
申請書は、保持している在留資格の種類ごとに様式が異なります。主な分類は以下の通りです。
- 「技術・人文知識・国際業務」「技能」などの就労関係:申請人等作成用(1〜2枚)+所属機関等作成用(1〜3枚)で構成
- 「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」などの身分関係:申請人等作成用のみ(身元保証書等が別途必要)
- 「留学」「家族滞在」など:申請人等作成用+教育機関または扶養者に関する情報ページ
申請書作成における重要記載項目と注意点
在留期間更新許可申請書の書き方において、審査官が初期スクリーニングで確認する項目には明確なポイントが存在します。
1. 写真規格の遵守:縦4cm×横3cm、提出前3ヶ月以内に撮影された無帽・無背景の鮮明な写真。裏面に氏名を記載して貼付します。過去の在留カードやパスポートと同じ写真の使い回しは、即座に再提出を求められます。
2. 滞在費用の支弁方法:主たる生計維持者の月収・送金額・支弁者の情報を正確に記載します。住民税の課税証明書に記載された所得額と申請書の金額に大きな乖離があると、虚偽申告を疑われる原因になります。
3. 犯罪・違反歴の告知:過去の交通違反や資格外活動の有無について、「軽微だから」と隠蔽して「無」にチェックを入れる行為は致命的です。入管庁は警察および関係機関の記録を照会可能なため、虚偽告知が判明した時点で不許可リスクが跳ね上がります。