宝くじやtotoの高額当選において、正確に知っておくべきなのが税金のルールです。日本の所得税法第9条に基づき、宝くじやtotoの当選金は全額非課税と定められています。確定申告の必要もなく、翌年の住民税が跳ね上がることもありません。6億円当たれば、丸々6億円が手元に残ります。
しかし、ここには見落としがちな税務上の大きな罠が存在します。それが「贈与税」です。
当選金を家族や知人に無償で分け与えた場合、年間110万円の基礎控除を超える部分に対して高率の贈与税が課されます。例えば、親や子どもに「1億円あげる」と口座間送金をした場合、受け取った側には最高税率(55%)に近い数千万円の贈与税が発生します。
これを防ぐ唯一の合法的な手段は、当選金の受け取り時に「共同購入」として複数名で銀行へ行き、各自の口座に直接配分して振り込んでもらうことです。銀行から発行される「当せん金受取証明書」に名前が記載されていれば、各自の取り分はすべて非課税扱いとなります。当選後にお金を動かす前に、税理士や専門家に相談することが資産を守る防波堤となります。