最近のトレンドとして見逃せないのが、「15分300円」「30分500円」といった超短時間・低価格での飲み放題サービスだ。主に駅ナカや繁華街のスタンド居酒屋(立ち飲み)を中心に広がっている。
「残業終わりに電車を待つ15分間だけ」「友人との待ち合わせまでの隙間時間」といったニーズを完璧に捉えたこのスタイル。サクッと1〜2杯をセルフで注ぎ、サクッと退店する。ダラダラと長居させるのではなく、回転率を極限まで高めることで店舗側の利益率も確保できる仕組みだ。
時短意識が高まる現代人にとって、この「スキマ呑み」は都市生活のちょっとした潤滑油として受け入れられている。従来の「腰を据えて飲む」居酒屋のイメージを覆す、極めて合理的な夜の過ごし方と言えるだろう。