カスミソウの花言葉に「怖い意味」?真実と長持ち・染色・ブーケ活用術

カスミソウの花言葉に「怖い意味」?真実と長持ち・染色・ブーケ活用術

カスミソウの花言葉に「怖い意味」?真実と長持ち・染色・ブーケ活用術について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をお届けします。

カスミソウと一口に言っても、植物学的にはナデシコ科ジプソフィラ属(Gypsophila)に属し、大きく分けて「宿根性(多年草)」と「一年草」の2系統が存在します。花屋で見かける切り花と、ガーデニングで育てる苗では特性が異なります。

切り花市場の9割以上を占めるのは「宿根カスミソウ(Gypsophila paniculata)」です。代表的な品種である「ブリストル・フェアリー」や、花粒が大きく茎が硬い「アルタイル」「ベールスター」などは、八重咲きで密度の高い華やかさを誇ります。本来の開花時期・季節は初夏(5月〜7月)ですが、現代の市場では冷涼地栽培(長野県や北海道)と冬季の加温栽培(熊本県や福島県など)のリレー出荷網が確立されており、年間を通じて高品質な切り花が入手可能となっています。

一方、ガーデニングで人気の一年草タイプは「エレガンス種(Gypsophila elegans)」と呼ばれ、一重咲きで素朴な大輪の花を咲かせます。風に揺れる野趣あふれる姿はイングリッシュガーデンの定番として愛されています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。