競合他社を圧倒するような格安プランが画面に並ぶと、つい条件を吟味せずに予約ボタンを押してしまいがちだ。しかし、提示されている基本料金だけで旅費の総額を判断するのは早計にすぎる。
現場でトラブルになりやすいのが、免責補償料やノン・オペレーション・チャージ(NOC)の補償特約に関する認識のズレだ。万が一の接触事故や自損事故を起こした際、免責補償に入っていてもNOCの自己負担が発生するケースがある。安心を買うために現地カウンターでフルカバーの補償を追加した結果、「大手の定価プランと総額がほとんど変わらなくなった」と頭を抱える旅行者も少なくない。さらに、標準装備されているナビゲーションシステムの地図データが古く、新設されたバイパスや商業施設に対応していない事例も見受けられた。格安プランを選ぶ際は、自身のスマホをカーナビ代わりに使えるホルダーを持参するなど、自衛の準備が欠かせない。