Q1:地下鉄サリン事件で聖路加国際病院はなぜあれほど迅速に対応できたのですか?
A1:日野原重明院長(当時)が新病院の設計段階で、東京大空襲の教訓から「大災害時にロビーや礼拝堂を病室化できるように医療用酸素配管を壁面・床下に敷設する」という設計をあらかじめ導入していたためです。さらに事件発生直後、日野原院長が通常外来を即座に全面中止し、全被害者の無制限受け入れを決断したことが多数の救命に繋がりました。
Q2:日野原先生が105歳まで現役を続けられた具体的な食事メニューはどのようなものですか?
A2:朝食は「オリーブオイル大さじ1杯+ジュース、バナナ、レシチン入り牛乳」、昼食は「牛乳1杯とクッキー数枚」、夕食は「ご飯半杯、野菜たっぷりと週2回の牛ヒレ肉または週5回の魚」という構成でした。1日の摂取カロリーを約1,300kcalに抑え、30代の頃の体重約60kgを終生維持していました。
Q3:「生活習慣病」という言葉は日野原先生がどのような理由で作ったのですか?
A3:かつて「成人病」と呼ばれていた病気群が「加齢による不可避な老化現象」と誤解されがちだったのに対し、「日々の生活習慣(食生活、運動、休養など)の積み重ねによって発症・予防できる」という自己管理の重要性を国民に伝えるために提唱しました。1996年には厚生省によって正式な公的用語として採用されました。