豊原功補の歩みを語る上で避けて通れないのが、小泉今日子との関係性の進展です。2018年2月、小泉が所属事務所からの独立を発表すると同時に2人の関係を公表。豊原も同日に単独記者会見を開き、約3年間にわたる別居生活の事実と交際を認め、日本中に大きな衝撃を与えました。
その後、報道各社の取材データによると、豊原は2020年(一部報道では2021年春)に元妻との間で円満な協議離婚が成立。養育費や財産分与を含めた話し合いを誠実に終えたと報じられています。法的婚姻関係の解消を経て、2人の関係が「再婚(入籍)」へと進むのかに世間の注目が集まりました。
しかし、2人が選んだ道は制度としての再婚ではなく、互いの自立を前提とした事実婚・共同制作者としてのパートナーシップでした。小泉が代表を務める「株式会社明後日」や、共同で立ち上げた映画制作会社「新世界合同会社」を通じて、両者は私生活を共有しつつも、ビジネスと表現における強力なタッグを組み続けています。
「誰かの所有物になるのではなく、対等な人間として同じ方向を向く」という姿勢は、昭和・平成の芸能界における男女関係のステレオタイプを打破する、極めて現代的な選択肢として捉え直されています。