大相撲の懸賞金は1本いくら?手取り額と税金の真相&歴代最多記録

大相撲の懸賞金は1本いくら?手取り額と税金の真相&歴代最多記録

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「あの分厚い熨斗袋には何が入っているのか?」というファンの疑問に対する現場の証言は、実に生々しく興味深いものです。

元関取や相撲部屋関係者の証言・手記によると、土俵上で手渡される熨斗袋の束は、一見すると何百万円もの札束がぎっしり詰まっているように見えます。しかし、袋の厚みを持たせている正体は、現金の保護と見栄えを保つために入れられた「厚紙の台紙」です。1つの熨斗袋には新札の1万円札が3枚(3万円)と、折れ曲がりを防ぐボール紙が入っています。

懸賞が50本懸かった大一番に勝利した場合、土俵上で渡される熨斗袋は50包。現金にして150万円になります。分厚い束となった熨斗袋を抱えて花道を下がる力士ですが、支度部屋に戻った瞬間、その現金は直ちに裏方スタッフへと引き渡されます。

支度部屋の現場では、以下のようなリアルなルーティンが繰り広げられます。

  • 付け人(付き人)への即時引渡し:力士は風呂に入る前に、付き添う付け人の筆頭(付け人頭)に懸賞金の束を預ける。
  • その場での開封と現金カウント:付け人たちが手分けして50包の熨斗袋を開封し、1万円札を抜き取って金種ごとにカウント。空になった熨斗袋と台紙を分別する。
  • 祝儀としての即時配分:力士本人の意向により、土俵下で座布団を運んだ付け人や、日頃から身の回りの世話をする若い衆に「ご祝儀」として数万円ずつその場で手渡される。
  • 部屋の金庫・預金口座への搬送:残った大金はマネージャーや部屋関係者が用意したバッグに収められ、即座に厳重管理される。

ネット上の一部コミュニティでは「力士がそのまま現金をポケットに入れて夜の街へ繰り出す」といった昭和の無頼派的なイメージが語られがちですが、現代の大相撲界は極めてコンプライアンスと防犯管理が徹底されています。現金を無防備に持ち歩くことはなく、厳密な経理処理のもとで管理されています。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。