年収130万以下パートの扶養控除申告書記入例!書き間違いの罠を解剖

年収130万以下パートの扶養控除申告書記入例!書き間違いの罠を解剖

年収130万以下パートの扶養控除申告書記入例!書き間違いの罠を解剖の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

年収130万円以下でパート勤務をしている主婦(夫)が毎年直面する混乱の根本原因は、「自分の勤め先に提出する書類」と「配偶者の勤め先に提出してもらう書類」の役割分担を混同してしまう点にあります。結論から申し上げますと、あなたがパート先から手渡される書類における年末調整パート扶養控除申告書の記入欄は、極めてシンプルです。

国税庁が配布する「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」は、本来「あなた自身が誰かを養っているか」を会社に申告するための書類です。配偶者の扶養に入っているパート主婦自身が扶養親族を抱えていない場合、中央に並ぶ「源泉控除対象配偶者」や「控除対象扶養親族(A〜D欄)」はすべて空欄のままで構いません。記入が必要な箇所は以下の最低限の項目に絞られます。

  • 所轄税務署長等・給与の支払者欄:勤務先名や法人番号、所在地(会社側が印字・事前入力しているケースが大半です)。
  • あなたの個人情報欄:氏名、フリガナ、個人番号(マイナンバー)、生年月日、世帯主の氏名および続柄、現住所。
  • 配偶者の有無:「有」にレ点を記入。
  • 障害者等の該当有無:本人や扶養家族が障害者・ひとり親・勤労学生等に該当しない場合は空欄。

一方、パート先で同時に配られる「給与所得者の基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書」については、あなた自身の基礎控除を受けるために「基礎控除申告書」部分の記入が必須となります。ここでは、1月1日から12月31日までの見込み年収を「給与所得の収入金額」に書き、所定の計算式(後述)で算出した「所得金額」を記入します。あなたが配偶者を養うわけではないため、右側の「配偶者控除等申告書」欄は空欄で提出するのが正解です。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。