「動物愛護団体は本当に信用できるのか」という疑問に対し、取材を重ねた結論から言えば、真摯な優良団体が多数派であるものの、約1〜2割の団体は収益至上主義や自己陶酔的な運営に傾倒しているのが実情です。表向きは「行き場のない命を救うシェルター」と名乗りながら、実態は行政や一般市民の善意を搾取する集金システムと化しているケースが後を絶ちません。
業界内部の告発者や元スタッフの手記によると、怪しまれる最大の要因は「活動の密室性」にあります。法人格を持たない任意団体の場合、年間の寄付金総額や使途に関する開示義務が法的に課されていません。そのため、毎月数百万円規模の寄付金を集めながら、代表者の個人的な生活費や無計画な活動費に流用される寄付金の使途とトラブルが水面下で頻発しています。
さらに見過ごせないのが、SNSのアルゴリズムを悪用した同情マーケティングです。飢餓状態の犬や血を流す猫の痛ましい画像を強調して投稿し、支援者の憐憫の情を煽って口座へ送金を促す手法は、一部のネットユーザーから「不幸の切り売り」「哀愁ポルノビジネス」と猛烈な批判を浴びています。救護活動そのものが目的ではなく、寄付金を集めるための「コンテンツ」として動物が消費される倒錯した構図が、社会的な不信を招く元凶となっています。