二人の接点が生まれたのは、1980年代後半から1990年代初頭にかけてのテレビ番組共演および共通の知人を介した食事の席でした。当時、すでに美形時代劇俳優としての地位を不動のものにしていた京本政樹と、明るく気配りのできる山本博美は、初対面から互いに好印象を抱いたと伝えられています。
京本政樹は自身の美学に妥協を許さないプロフェッショナルとして知られる一方、私生活では非常に繊細で、心を許せる安らぎの場を強く求めていました。関西出身特有の飾らない人柄と、細やかな気遣いで周囲を和ませる山本博美の温かさに触れ、急速に惹かれていったと当時の芸能誌は報じています。
交際期間中、京本政樹は極めて誠実に彼女と向き合い、1991年後半には将来を見据えた真剣交際へと発展。そして1992年に正式に婚姻届を提出し、晴れて夫婦となりました。山本博美は結婚と同時に「家庭に入り、夫の仕事を陰から支える」という選択を決断。華やかなスポットライトを未練なく手放し、夫の健康管理やスケジュールを支える献身的なパートナーとしての道を歩み始めました。