大手予備校の入試データにおいて、相愛大学音楽学部の偏差値は「BF(ボーダーフリー)〜35.0程度」と算出されるケースが一般的です。この数値だけを見ると「誰でも入れるのではないか」と誤認されがちですが、ここに音大受験ならではの落とし穴が存在します。
音楽学部の入試配点は、国語や英語といった学科試験よりも実技試験や楽典、聴音・視唱などのソルフェージュに極めて高い比重が置かれています。学科試験は一定の基礎学力を確認するための基準に過ぎず、合否の決定打となるのは実技の完成度です。学科の偏差値だけで難易度を測ることは、音大の実態を見誤る原因になります。