ネット上のまとめ記事やSNSのクイズ投稿には、今なお古い情報や初歩的な誤解が散見されます。大人の教養として恥をかかないために、押さえておくべき3大トラップを整理しておきましょう。
【盲点1:スイスとオランダの首都問題】
スイスの首都を「チューリッヒ」や「ジュネーブ」と誤認しているケースは枚挙にいとまがありません。法的な連邦都市(事実上の首都)はベルンです。また、オランダの憲法上の首都はアムステルダムですが、王宮や議会、最高裁判所が置かれている政治の中枢機能はハーグにあります。入社試験や時事テストで頻出する引っ掛け問題の筆頭です。
【盲点2:国旗の「激似」問題の真相】
国際イベントのたびに話題となるのが、モナコ公国とインドネシアの国旗です。上下に赤と白を配したデザインは酷似していますが、縦横の比率が異なります(モナコは4:5、インドネシアは2:3)。また、東欧のルーマニアとアフリカのチャドの国旗(青・黄・赤の縦三色旗)に至っては、色合いのわずかな濃淡を除いてデザインがほぼ同一であり、ルーマニア側が国連に提訴を検討した歴史的経緯があるほどです。
【盲点3:イギリス脱退後の「EU加盟国」の境界線】
ブレグジット以降、イギリスがEU加盟国でないことは定着しましたが、依然として「スイス」や「ノルウェー」がEUに加盟していると思い込んでいる人が少なくありません。両国はシェンゲン協定(出入国審査なしで国境を越えられる枠組み)には参加していますが、EU正式加盟国ではありません。白地図クイズで「EU加盟国をすべて塗りつぶせ」という問題が出題された際、この2国を塗りつぶしてしまうと即失点となります。