団体の主宰者であったMASAYAは、音楽や癒やしを標榜しながら、Toshiの知名度と巨額の収入をターゲットにした。過酷な労働と精神的虐待が日常化し、無給に近い状態で全国の小さな会場をドサ回りで巡業させられる日々。得られた収益や著作権印税のほぼ全てが団体側に吸い上げられていった。
膨大な金銭的搾取だけでなく、税金の滞納や借金まで背負わされる事態へ至る。かつてのスター歌手が、指示されるがままに街頭でCDを売り、心身ともに疲弊し切っていく。精神的な支配と経済的な剥奪が同時に進行したこの12年間は、人間としての尊厳を根本から破壊する過酷なものだった。