芸能人の終活や住まいの選択は、常に社会の鏡となる。近年、高齢者介護・老人ホーム業界への注目度が高まるなか、著名人がシニア向けレジデンスや有料老人ホームを選択するケースも珍しくなくなった。自分の意志で快適な生活環境を整える「ポジティブな施設選び」が広く認知され始めている。
そうした世相も手伝い、水前寺清子ほどのスターであっても「将来を見据えて施設を選んだのではないか」という連想が働きやすい土壌があった。老後のあり方が多様化する現代だからこそ、彼女の暮らしぶりに対する関心が異常なほど高まった側面は否めない。