初めてツボ押しを試みた多くの人が「痛くて指を当て続けられない」と衝撃を受けます。この顔のツボ 痛い 理由には、筋肉の酸欠状態と老廃物の蓄積が関わっています。過度なストレスや長時間の無表情によって筋線維が攣縮(スパズム)を起こすと、局所の血流が途絶えて乳酸やブラジキニンといった発痛物質が滞留します。この状態で圧刺激が加わると、知覚神経のセンサーが過剰反応を起こして強い疼痛を感じるのです。
痛む箇所ほど「凝り固まっているサイン」であることは間違いありません。しかし、「痛ければ痛いほど効いている」という思い込みは極めて危険です。ここに、一般に知られていない顔ツボ押し やりすぎ デメリットが存在します。
顔の皮膚は身体の皮膚の3分の1から4分の1ほどの厚み(約0.5〜2ミリ)しかありません。強い力でゴリゴリと揉みほぐしたり、1日に何十分も押し続けたりすると、真皮層で肌の弾力を支えているエラスチンやコラーゲンの立体網目構造が物理的に断裂します。皮膚を骨に留めている「リガメント(靭帯)」が引き伸ばされてしまえば、将来的に取り返しのつかない重度のたるみを引き起こす引き金になりかねません。
また、摩擦によって表皮のメラノサイトが刺激され、肝斑や色素沈着を誘発することも皮膚科領域で頻繁に指摘されています。「痛気持ちいい」という快感刺激の手前で止め、決して皮膚をこすらず、一点に優しく圧を伝える配慮が絶対条件となります。