宿泊客だけでなく、那覇市内や近隣市町村からわざわざ車を走らせて訪れるファンが絶えないのが、メインダイニング「レストラン サンピア」のランチビュッフェです。観光地のホテルビュッフェにありがちな「既製品中心のラインナップ」とは一線を画し、南城市ならではのアプローチが光ります。
取材班が確認した人気の理由は、「南城市産・契約農家直送の島野菜とハーブの圧倒的な鮮度」にあります。南城市は沖縄本島でも有数の農業地帯であり、ミネラル豊富な土壌で育った島ニンジン、ゴーヤー、ハンダマ、長命草などの野草・伝統野菜が、滋味あふれるセイロ蒸しや彩り豊かなサラダバーとして贅沢に並びます。
料理長のこだわりは、低塩・低糖質でありながら出汁やスパイスの風味で満足感を高める「ウェルネス・キュイジーヌ」の思想です。沖縄の郷土料理であるラフテーやチャンプルーはもちろんのこと、ホテル特製の薬膳カレーや、パティシエが手がける季節のフルーツデザートまで常時40種類〜50種類以上のメニューが美しくディスプレイされています。
平日のランチタイムであっても12時前後には地元マダムやビジネス層、ファミリーで満席になることが珍しくありません。週末利用の場合は、旅行前の事前座席予約か、オープン直後の11時30分枠を確保することが現場での鉄則です。