耐荷重100Kg超!工具不要の段ボール椅子の作り方【防災にも役立つ完全版】

耐荷重100Kg超!工具不要の段ボール椅子の作り方【防災にも役立つ完全版】

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段ボールを建築や家具の素材として捉える発想は、決して新しい流行にとどまらない。プリツカー賞を受賞した世界的な建築家・坂茂氏は、30年以上も前から紙管や段ボールを用いた災害支援建築を世界各地で展開してきた。過酷な避難生活を送る被災者に人道的な居住空間を提供するため、坂氏が提示した「紙の可能性」は、防災における家具の概念を根底から覆した。

この人道支援の精神は現在、日本全国の自治体や産業界へと受け継がれている。大手紙器メーカーのレンゴー株式会社をはじめ、業界団体である全国段ボール工業組合連合会は、自治体との間で災害時協定を締結。地震や豪雨などの大規模災害が発生した際、即座に現場へ段ボール製品を供給する体制を構築している。

その中核を担うのが避難所用段ボール家具支援プロジェクトだ。避難所に持ち込まれる段ボールは、単なる荷物箱ではなく、プライバシーを守る間仕切りや簡易ベッド、そして腰を掛けられる椅子として瞬時に形を変える。冷たく固い体育館の床からの物理的・精神的ストレスを和らげる支援活動は、人々の命と尊厳を守る重要なインフラとして機能している。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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