ブレイクから10年以上が経過した現在、彼女の肩書から「元ローカルアイドル」「奇跡の一枚の美少女」という枕詞は完全に外れました。NHK連続テレビ小説『おむすび』での主演をはじめ、映画、CM、さらには国際的な舞台公演まで、日本のエンターテインメント界を牽引する中核女優としての地位を盤石なものにしています。
特に近年の出演作では、若手特有のフレッシュさにとどまらず、経験に裏打ちされた確かな台詞回しと、共演者の魅力を引き出す柔軟なアンサンブル演技が高く評価されています。14歳の一瞬を切り取った写真が彼女に与えたのは「知名度の扉」であり、その扉を開けた後、自らの足で歩み続けて築き上げたキャリアこそが、現在の橋本環奈という存在の真価です。