Q1:一般の国家公務員(行政職)と自衛官の俸給表は何が違うのですか?
A1:自衛官には「防衛省の職員の給与等に関する法律」に基づく専用の自衛官俸給表が適用されます。24時間即応の任務や危険性、行動制限が考慮されているため、初任給を含めた基本給水準が一般の行政職俸給表(一)と比べて数パーセント高めに設計されています。また、残業手当が個別支給されない代わりに、各種の特殊勤務手当や賞与で補填される構造になっています。
Q2:昇任試験に受からないと給料はずっと上がらないのですか?
A2:昇任(階級が上がること)しなくても、毎年の定期昇給(号俸の上昇)によって基本給は上がっていきます。ただし、それぞれの階級ごとに号俸の上限(頭打ち)が定められています。たとえば曹の階級にとどまる場合、一定水準まで上がると昇給ペースが緩やかになるため、年収を大きく伸ばすには昇任試験に合格して上の階級へ進む必要があります。
Q3:任期制自衛官として数年で退職した場合、退職金はもらえますか?
A3:「特任手当(任期満了手当)」が支給されます。陸上自衛隊であれば1任期(2年)、海上・航空自衛隊であれば1任期(3年)を満了するごとに、任期満了金として数十万〜百数十万円単位の一時金が支給されます。2任期・3任期と継続して退職した場合、合計で数百万円のまとまった満了金を受け取って大学進学や民間企業へ転職する若者も多くいます。