劇中で描かれる鮮やかな色彩と家族を何よりも重んじる温かなコミュニティ、その舞台となった国はメキシコです。原題である『Coco』が示す通り、主人公ミゲルの曾祖母ママ・ココを中心とする一族のルーツは、メキシコの豊かな大地と歴史に根ざしています。
ピクサーの制作陣は、単にファンタジーの世界として描くのではなく、本物のメキシコ文化を忠実に再現することに徹底してこだわりました。リー・アンクリッチ監督をはじめとするクリエイティブチームは、約3年間にわたり現地への取材旅行を敢行。現地の一般家庭で食事を共にし、街の祭りや市場の喧騒を肌で感じることで、映画の細部に至るまで本物の息吹を注ぎ込みました。