SNSや健康コミュニティでは、「親指の付け根を押したら激痛がした」「ツボを押していたら逆に手が痛くなった」という声が多く見られます。ここで注意しなければならないのが、親指の付け根 ピキッと痛い 原因がツボのコリではなく、器質的な炎症である可能性です。
特にスマートフォンを片手で操作する習慣や、長時間のキーボード入力、育児による赤ちゃんの抱っこなどが続くと、親指を伸ばす・広げる腱が炎症を起こす「狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)」を発症するリスクが高まります。
腱鞘炎とツボのコリによる圧痛には明確な違いがあります。親指の付け根 腱鞘炎 見分け方として、医療現場でも広く用いられる「アイヒホッフテスト(旧フィンケルシュタインテスト変法)」によるセルフチェックが有効です。
- 親指を手のひらの内側に倒し、他の4本の指で親指を包み込むようにギュッと握りこぶしを作ります。
- その状態のまま、手首を小指側(下方向)へゆっくりと傾けます。
- このとき、親指の付け根から手首にかけて「ピキッ」「ズキッ」と鋭い激痛が走る場合、ドケルバン病 初期症状である可能性が極めて高くなります。
単なるツボの緊張であれば、親指周囲を押したときに「痛気持ちいい」「ズーンと響く」感覚がありますが、腱鞘炎の場合は動かすだけで電気が走るような鋭利な痛みを伴います。この状態で無理にツボ押しを行うと炎症が悪化するため、直ちに強い圧迫を中止しなければなりません。