デザインの印象を決定づけるもうひとつの要素が、ミクロな「文字の配置」と「セルの余白」です。ここを調整しているかどうかで、プロが作った資料か素人が作った資料かが一目で分かります。
1. 文字配置と余白のミリ単位調整
表内のテキストは、原則として「左揃え」、金額やパーセンテージなどの数値データは「右揃え」にするのが会計・データ視覚化の国際標準です。単位の桁が綺麗に縦に揃うため、数値の大小関係が直感的に脳へ入ってきます。
また、文字の天地(上下)配置は必ず「中央揃え」に設定してください。「レイアウト」タブの「セルの配置」から設定可能です。さらに、「セルの余白」を標準の「標準」から「広い」に変更するか、カスタム設定で左右に3〜4mm程度の適度なマージンを持たせることで、文字が罫線に衝突する窮屈さを一掃できます。
2. 表の幅を均等に揃える方法とサイズ自動調整の裏技
各列の幅がバラバラになっている表は、それだけで信頼感を損ないます。均等に整えたい複数の列を選択し、「レイアウト」タブの「幅を揃える」をクリックするだけで、一瞬で同一幅に揃います。行の高さについても同様に「高さを揃える」で統一可能です。
さらに現場で役立つ裏技として、テキストの長さに応じてセルの幅を最適化したい場合は、列と列の境界線を「ダブルクリック」してみてください。Excelと同様に、入力されている最長テキストに合わせて列幅が自動調整されます。手動でドラッグして微調整を繰り返す不毛な時間を一瞬でゼロにできます。