あしかがフラワーパークの春を象徴する「ふじのはな物語〜大藤まつり〜」は、例年4月中旬から5月中旬にかけて開催されます。ここで知っておくべき決定的な事実は、「藤の見頃は一度きりではない」という点です。園内の藤は種類ごとに開花時期が異なり、約1ヶ月をかけて美しいグラデーションのリレーを繰り広げます。
藤の開花リレーは以下の順番で進みます。
- うす紅藤(見頃:4月中旬〜4月下旬):春の訪れを告げる可憐なピンク色の藤棚や橋を彩る。
- 大藤・八重黒龍藤・大長藤(見頃:4月下旬〜5月上旬):園のシンボルである樹齢160年超・600畳敷きの大藤棚。最も観光客が集中するハイライト。
- 白藤(見頃:5月上旬〜5月中旬):長さ約80メートルに及ぶ白藤のトンネルは、甘い香りと純白のカーテンが幻想的な空間を作り出す。
- きばな藤(見頃:5月上旬〜5月中旬):黄色い房を垂らすヨーロッパ原産の藤で、リレーの最後を華やかに締めくくる。
現地を訪れる際は、公式発表のあしかがフラワーパーク開花状況を当日の朝に確認することが欠かせません。天候や気温の推移によって開花スピードは数日前後するため、特定の花棚を目当てにする場合は日々のライブカメラや公式SNSの発信を定点観測するのが賢明です。