放送波だけでなく、TVerによる見逃し配信やHuluなどの動画配信プラットフォームでの視聴が生活インフラとなった今、コンテンツの検証スピードは過去と比べものにならないほど加速した。SNS上では世界中の情報が瞬時に照合され、少しの不自然さや事実の歪曲もあっという間に暴き出される。
ネット空間でファクトチェックが即座に行われる環境下において、作り手側が「どうせバレないだろう」と高をくくることは自殺行為に等しい。デジタル時代におけるテレビバラエティの生き残り策は、巧妙なギミックで視聴者を欺くことではなく、制作過程の透明性を高め、偶発的なハプニングすらありのままに提示する勇気を持つことだ。