彼のビジュアルが大きな転換点を迎えたのは、2010年代半ばのことだ。トレードマークとなったマッシュヘアが定着し、映画『ピーチガール』で銀幕の主演を務めた頃には、中性的な魅力が爆発的な人気を博した。スクリーンに映し出されるアップの表情は、光と影のコントラストを計算し尽くしたメイク技術とライティングによって完璧に演出されていた。
一方で、長年木曜パーソナリティを務めた情報番組『めざましテレビ』の生放送では、過度な加工ができないありのままの表情が毎週お茶の間に届けられていた。早朝の過密スケジュールの中で、時には浮腫みが見られたり、日によってコンディションの揺らぎがそのまま画面に現れたりしていた事実は記憶に新しい。もし大規模な侵襲的手術を受けていれば、あのような自然な表情の動きや日々の微妙なコンディションの差は生まれない。