「乳脂肪は体に悪い」は本当か?健康リスクの真相と牛乳・バターの正しい選び方

「乳脂肪は体に悪い」は本当か?健康リスクの真相と牛乳・バターの正しい選び方

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一言で乳脂肪といっても、加工方法や製品形態によって含まれる脂質量や特性は大きく異なります。日々の食生活で使われる主要な乳製品のデータと健康への影響を比較表にまとめました。

項目・食品名乳脂肪分の規格・含有量1食あたりの脂質量・カロリー目安健康リスクと編集部の見解普通牛乳乳脂肪分 3.0〜3.8%程度脂質 約7.6g / 134kcal(200ml)カルシウムやビタミンが豊富。日常的な適量摂取で疾患リスク上昇の心配は極めて低い。バター乳脂肪分 80.0%以上脂質 約8.1g / 70kcal(10g)高エネルギーだがトランス脂肪酸はごく微量。マーガリンに比べ添加物が少なく安全性が高い。動物性生クリーム乳脂肪分 35.0〜47.0%脂質 約9.0g / 87kcal(大さじ1杯15ml)高密度な脂質源。スイーツでの砂糖同時摂取による過剰カロリーと血糖値スパイクに注意。低脂肪牛乳乳脂肪分 0.5〜1.5%脂質 約2.0g / 92kcal(200ml)カロリー・脂質制限中の選択肢として優秀。脂溶性ビタミンの吸収率は普通牛乳よりやや劣る。

バターとマーガリンの比較論争においても、構図は変化しています。過去のマーガリンに含まれていた工業的トランス脂肪酸は心疾患リスクを直接押し上げることが知られていましたが、製法の改良が進んだ現在でも、天然由来の酪酸やビタミンA・Eを豊富に含むバターの栄養価の高さが見直されています。問題は素材そのものよりも、1日あたりの使用量にあるといえます。

森 瞳
著者

森 瞳

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