せいやさんの歌を語る上で絶対に外せないのが、サザンオールスターズ・桑田佳祐さんのものまねです。バラエティ番組などで見せるそのクオリティは、単なるデフォルメされたパロディではなく、桑田さんの歌唱メソッドを徹底的に研究し尽くした「完全憑依型」のパフォーマンスとして知られています。
桑田佳祐さんの独特な節回し、英語と日本語が融合したような母音の崩し方、語尾のしゃくり上げ、そして喉の奥から絞り出すようなハスキーなニュアンスまで、細部に至るまで完璧に再現されています。特徴を極端に誇張して笑いを取るのではなく、「本家への底知れない愛とリスペクト」を根底に宿しているからこそ、サザンファンからも「似すぎている」「桑田さんへの愛が伝わって感動する」と絶賛されているのです。
テレビ特番や自身のステージで『勝手にシンドバッド』や『真夏の果実』『いとしのエリー』などを披露した際には、スタジオの共演者だけでなく、お茶の間の視聴者をも一瞬で引き込み、会場全体の空気を掌握してしまいます。