世間では「有投手の名前に弟たちが迷惑をかけたのではないか」「兄弟仲に亀裂が入っているのではないか」といった噂が飛び交った時期もありました。しかし実際の関係性は、そうした憶測とは正反対の極めて深い信頼で結ばれています。
長男の有投手は、翔さんが逮捕された際にも決して突き放すことなく、自立と更生に必要なアドバイスを送り続けました。また賢太さんのがん闘病に際しては、高額な医療費の全額サポートを申し出ただけでなく、多忙なメジャーリーグのシーズン中も連絡を絶やさず、弟の心の支えとなり続けました。弟たちもまた、兄を心から尊敬し、そのプレッシャーを誰よりも理解しています。逆境を共にしてきたからこそ、ダルビッシュ兄弟の絆は他人が推し量れないほど強固なものとなっています。