薬剤のパワーを100%引き出すには、注ぎ込む前段階の準備と適切な投入量が不可欠です。どんなに優れたクリーナーでも、目皿やトラップの表面に髪の毛が山積みになっている上から注いでは、配管の奥に届く前に大半が消費されてしまいます。
清掃の第一歩は、排水口のパーツを正しく分解することから始まります。一般的なユニットバスの排水口は、表面のカバー、目皿(ヘアキャッチャー)、封水筒、泡止めパイプ、ワントラップなどで構成されています。ゴム手袋を着用した上で、まずはこれらを順番に取り外し、目皿に溜まった目に見える大きな毛束やゴミをティッシュ等で取り除きます。この事前作業を行って初めて、薬剤が本来届くべき排水管内部へと直に届くルートが確保されます。
次に、目的に応じたパイプユニッシュ使用頻度と量を正確に守って投入します。ジョンソンの公式ガイドラインでは、ボトルの横に付いている目盛りを目安に以下のように定められています。
- 臭いの消臭・予防:1目盛り(約80g / プロ版なら7〜8押し)
- ヌメリの除去:2〜3目盛り(約160〜240g)
- 詰まりの解消:4〜5目盛り(約320〜400g / ボトルの半分程度)
ボトルから排水パイプの内壁へ直接回しかけるように注ぎ、15分〜30分静置します。この際、換気扇を必ず回し、窓を開けるなど十分な通気を行ってください。時間が経過したら、バケツ1〜2杯分(または洗面器数杯分)の水を勢いよく流し込みます。シャワーのぬるい水流でチョロチョロと流すのではなく、ある程度まとまった水圧をかけることで、軟化したヘドロを一気に押し流すことが可能になります。