伊東温泉競輪場は静岡県伊東市に位置する公営競技施設で、1949年(昭和24年)の創設以来、70年以上の歴史を刻んできた。太平洋戦争後の復興財源を支えることを目的に全国で次々と設立された競輪場の一つであり、伊東市の市財政を長年にわたって支えてきた存在だ。
公式サイト「伊東温泉けいりん」(itoonsen-keirin.jp)によると、施設の愛称は「湯の街伊東の競輪場」。コース仕様は周長333メートル、見なし直線距離46.6メートル。netkeirin(ネットケイリン)の分析データは「333メートルバンクの中でも直線がもっとも長い部類に入るため、ゴール線前のスピードが活きやすく、追い込み選手にもチャンスが生まれやすい」と評価している。逃げ選手が先手を取っても、差し・追い込みが直線で差し返す波乱が起きやすいのが伊東バンクの醍醐味だ。
実況は東京ビデオシステムが担当し、2025年4月からは綿貫弘氏がマイクを握っている。施設の所有主体は株式会社チャリ・ロトで、競技実施はJKA東日本地区本部南関東支部。主催者は伊東市という三者構造で運営される形は、地方公営競技の典型的なガバナンスモデルでもある。