日枝氏の影響力は、フジテレビ一社の中だけにとどまらなかった。日本民間放送連盟の会長に就任すると、彼は名実ともに日本の民放界のトップとして政財界への強い発言力を発揮した。
特に、日本の放送インフラの歴史的大事業であった「地上波デジタル放送」への移行期において、業界の意見をとりまとめ、莫大な設備投資と電波再編の波を乗り切った功績は大きい。各局が巨額の投資に揺れるなか、キー局の利害を調整し、国家的なデジタルシフトを推進する力強さは、まさに「民放界のフィクサー」と呼ぶにふさわしいものだった。
日枝氏の影響力は、フジテレビ一社の中だけにとどまらなかった。日本民間放送連盟の会長に就任すると、彼は名実ともに日本の民放界のトップとして政財界への強い発言力を発揮した。
特に、日本の放送インフラの歴史的大事業であった「地上波デジタル放送」への移行期において、業界の意見をとりまとめ、莫大な設備投資と電波再編の波を乗り切った功績は大きい。各局が巨額の投資に揺れるなか、キー局の利害を調整し、国家的なデジタルシフトを推進する力強さは、まさに「民放界のフィクサー」と呼ぶにふさわしいものだった。