工作において、ネット上に散見される「間違った強化法」には注意が必要です。最も多い失敗例が、「輪ゴムを2重・3重に重ねて掛ければ威力が倍になる」という誤解です。
実際には、輪ゴムを重ねすぎると引き金にかかる負荷が跳ね上がり、トリガーが重すぎて引けなくなったり、割り箸の軸が耐えきれずに破断して部品が飛び散る危険性があります。威力を高めたい場合は、本数を増やすのではなく、「ゴムの引き伸ばし率(初期長の約2.8〜3.2倍)」を適正に保つフレーム設計を行うのが工学的に正しいアプローチです。
また、工作中の安全確保も欠かせません。竹や木製の割り箸を切断した際に出る「ささくれ」は、紙やすり(#240番程度)で丁寧に削り落としましょう。射撃時は跳ね返ったゴムが目に当たる事故を防ぐため、「人やペットに向けて絶対に撃たない」「的当て専用のエリアを作る」という安全ルールを徹底することが前提です。