佐川急便りんくう営業所で荷物が止まる真相!保管中・中継の理由と対処法

佐川急便りんくう営業所で荷物が止まる真相!保管中・中継の理由と対処法

佐川急便りんくう営業所で荷物が止まる真相!保管中・中継の理由と対処法に関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

ネット上の投稿で目立つのが、「佐川急便が荷物を放置している」「営業所の怠慢だ」という誤認です。しかし、国際物流の法制度上、税関が管理する保税地域にある貨物に対しては、配送会社は一切手出しができません。

税関による検査には、全荷物を対象とする「書類審査」のほか、一定割合で抽出される「開披(かいひ)検査」「X線検査」があります。この抽出検査に対象指定されると、検査官の立ち会いのもとで現物確認が行われるため、追加で2〜4日程度の物理的な拘束時間が発生します。これは佐川急便のオペレーション速度とは無関係に発生する公的な手続きです。

また、近年の越境ECでは配送コストを抑えるため、複数の注文を1つのコンテナにまとめて輸入する「混載輸送(LCL)」が主流です。同じコンテナ内に1点でも税関で引っかかる荷物があると、コンテナ全体の通関許可が遅れ、巻き添えで他の正常な荷物もりんくう拠点周辺で待機を余儀なくされるケースがあります。

これらの事情を把握していないと、追跡画面の「保管中」という文字だけを見て配送業者に怒りをぶつけてしまいがちですが、実態は「国の税関手続きを待っている段階」であることが大半です。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。