よしこさんの過去写真が脚光を浴びるにつれ、ネット掲示板やSNSでは「本当は美人なのに、売れるためにわざと醜悪に見せているのではないか」「ビジネスブスではないか」といった冷ややかな言説が一部で見受けられました。テレビカメラの前で見せる激しい変顔や、極端に眉を消したメイクが計算された演出であることは事実ですが、それを「単なる欺瞞」と切り捨てるのは本質を見誤っています。
彼女たちの足跡を振り返るガンバレルーヤ 経歴まとめにおいて極めて象徴的なのは、相方・まひるさんとの深い絆です。NSC時代、同じマンションのエレベーターで便秘に苦しんでいたよしこさんに、まひるさんが食物繊維を多く含むきんぴらごぼうを差し入れたことから始まった二人の共同生活。売れない時代からお互いの容姿や内面を全肯定し合ってきました。
激しい容姿いじりが主流だった平成のバラエティ界から、令和へと移り変わる過渡期において、よしこさんは自身の外見の変化を悲観するのではなく、あえてそれを「笑いの武器」へと昇華させました。病気による顔立ちの変化という、女性タレントにとってあまりにも残酷な試練に直面しながらも、休養会見や復帰後の番組出演で見せた姿勢は、被害者意識とは対極にあるプロのエンターテイナーとしての誇りでした。
計算して作られたキャラクターであることは否定しませんが、それは「視聴者を騙すためのビジネス」ではなく、「激変してしまった現実を受け止め、前を向いて生きるための戦略的な自己表現」であったと捉えるのが極めて正確です。