SNSやファンコミュニティにおいて、ハムが長年愛され続けている理由は、その切れ味鋭いセリフの数々にあります。作中で彼が放つ名言は、大人が見返してこそクスッと笑えるウィットに富んでいます。
たとえば第1作でバズ・ライトイヤーが部屋にやってきた際、テレビを見ながら放った「バズ・ライトイヤー?知らんな、安物のプラスチックの塊だろ」という辛口なコメントや、スリンキー・ドッグとの賭けで発する「おい、今度負けたらコルクを抜いて中身を全部持ってけよ!」といったセリフは、彼の肝の据わった性格を如実に物語っています。
また、ドクター・ポークチョップとして悪態をつく際の「俺を誰だと思っている、ドクター・ポークチョップ様だ!」という大仰な演技と、日常に戻ったときの気だるげな様子のギャップもファンの心を掴んで離しません。ただ優しいだけのおもちゃではなく、現実の厳しさを知る“大人の視点”を持ち合わせているからこそ、シリーズに深みを与える欠かせない存在となっています。