少しでも混雑を避けたい読者に向けて、熊野大花火大会の穴場スポットを実地調査の視点から精査します。
まず定番として挙げられるのが「獅子岩」周辺の海岸線です。巨大な獅子の奇岩越しに花火を望む構図はカメラマンに人気ですが、夕方には三脚で埋め尽くされます。落ち着いて鑑賞したい場合、南側の「有馬小学校」周辺や「道の駅 熊野・花の窟」付近の堤防が候補に挙がります。鬼ヶ城大仕掛けの低空破裂は見えづらくなるものの、三尺玉の開帳と夜空の美しさは十分に堪能できます。
しかし、本気で挑むなら最も警戒すべきは熊野大花火大会 混雑回避と駐車場、そして熊野花火 交通規制と臨時列車の動向です。車で来場する場合、市内各所に特設駐車場が用意されますが、例年午前中の早い段階で満車となります。午後に入ってからの車移動は、高速出口から市内まで完全にスタックするため致命的です。車を利用するなら、早朝5〜6時台に現地駐車場へ滑り込むか、尾鷲や新宮周辺に停めて鉄道に乗り換えるパーク&ライドが必須となります。
公共交通機関を利用する場合、JR東海が紀勢本線にて運行する臨時特急「くまの」や臨時普通列車のダイヤを事前に分単位で把握しておく必要があります。大会終了後の熊野市駅は入場規制がかかり、ホームに辿り着くまで2〜3時間待つケースも珍しくありません。復路の切符は往路到着時に購入しておくか、交通系ICカードの事前チャージを済ませておくことが最低限の自衛策です。